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日本性感染症学会 第38回学術大会に参加しました。

12月20~21日の2日間にわたり愛知県名古屋市で開催された日本性感染症学会 第38回学術大会に参加しました。本学術大会では性感染症であるクラミジア感染症や淋菌感染症、梅毒、マイコプラズマ感染症、性器ヘルペス、 HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症などについてのさまざまな講演発表があり、それらにおける疫学、診断、治療、予防についての最新の知見に触れ、知識を深める機会を得ました。

 

ここ最近において代表的な性感染症といえるクラミジア感染症や淋菌感染症の患者数は減少していません。その理由については、それらの性感染症について正しい予防の知識を持っていないこと、感染しても無症状であること、検査および治療がしっかりと行えていないことなどが挙げられていました。マイコプラズマ感染症については、医療機関で遺伝子検査が実施されるようになりましたが、治療においては抗菌薬が効きにくい特徴(薬剤耐性)を持ち、男女ともに広く流行しているため注意が必要な感染症です。患者数が近年増加傾向にある梅毒についてはMSM(男性と性行為を有する男性)の方々の間では、海外(乾燥地帯)で流行している亜種が定着しているという報告がありました。また HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染予防について、女性では HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)が推奨されていますが、男性についても定期接種化すべきであり、そのことを支持するデータが示されていました。

 

今後とも当社は信頼性の高い検査サービスのご提供を通じ、性感染症予防の普及啓発に力を尽くしてまいりたいと考えております。