郵送精子検査サービス利用規約（以下「本規約」という）は、クイックラボラトリー株式会社が提供する郵送精子検査サービス（以下「本サービス」という）の利用に関する権利及び義務等の必要な事項を定めるものです。本サービスを購入または利用（以下、あわせて「利用」という）するにあたっては、本規約の内容に同意する必要があります。本サービスを利用した場合には、本規約に同意したものとみなします。

第１条（適用範囲）

本規約は、本サービスの購入者及び利用者（以下、あわせて「利用者」という）と当社との間における本サービスに関わる一切の関係に適用するものとします。

第２条（本サービスの内容）

本サービスの内容は、次に掲げるとおりとします。
（１）郵送精子検査キットの提供
（２）検体の検査
（３）検査結果の報告

第３条（本サービスの利用範囲）

本サービスは、日本国内でのみ利用できるものとします。

第４条（本サービスの利用）

１．本サービスを利用する際は、利用者が検査キットを用いて、当社が指定する方法にしたがって、適切に検体を採取し、情報の記入及び必要な登録等をして検体を送付するものとします。
２．本サービスの検査結果は、インターネットを通して提供します。提供された検査結果を確認するために必要な機器及び通信手段等は、利用者の費用と責任で備えるものとします。

第５条（検査キットの有効期限）

１．検査キットの有効期限は、検査キット購入から６か月間とします。
２．有効期限を過ぎた検査キットの検体を受領した場合には、当社は利用者に対し何ら通告することなく検査を実施しないものとします。

第６条（採取後の検体の送付期限）

１．採取した検体は、採取の翌日の午前中までに郵便局窓口へ差し出し、あるいはポストへ投函するものとします。
２．送付期限を過ぎた検体を受領した場合には、検査の精度に影響する可能性があるため、検査結果は参考値として報告することがあります。

第７条（免責事項）

１．本サービスは、スクリーニング検査であり、報告する検査結果は医学的な診断をするものではありません。本サービスにより利用者に提供される検査結果について、当社は一切の責を負わないものとします。
２．利用者が本サービスを利用したことにより、利用者及び第三者に生じたいかなるトラブル、不利益あるいは損害について、当社は一切の責を負わないものとします。

第８条（本サービスの中断または停止）

１．当社は、本サービスの提供に必要な設備の保守を行う場合または地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変、疫病などの不可抗力その他やむをえない理由により本サービスを中断または停止することがあります。
２．前項の規定により本サービスを中断または停止する場合には、あらかじめその旨を通知しますが、緊急の場合等はこの限りでないものとします。
３．本サービスの中断または停止により、利用者及び第三者に生じたいかなるトラブル、不利益あるいは損害について、当社は一切の責を負わないものとします。

第９条（禁止行為）

当社は、利用者が次の各号のいずれかに該当する行為を行ったと判断した場合には、利用者に対し何ら通告することなく、本サービスの停止、その他の適切な措置を取ることができるものとします。
（１）本規約に違反する行為。
（２）当社、他の利用者もしくは第三者の知的財産権、その他の財産的もしくは属人的な権利を侵害する行為またはそのおそれのある行為
（３）当社、他の利用者もしくは第三者に不利益もしくは損害を与える行為またはそのおそれのある行為
（４）法令または条例等に違反する行為またはそのおそれのある行為
（５）公序良俗に反する行為またはそのおそれのある行為
（６）犯罪行為、犯罪に結びつく行為または犯罪行為を助長する行為またはそのおそれのある行為
（７）本サービスから入手した情報を利用者の私的利用の範囲を超えて利用する行為
（８）当社のシステムへの不正アクセス、コンピューターウイルスの配布その他本サービスの正常な運営を妨げる行為またはそのおそれのある行為
（９）その他、当社が本サービスに関して不適切と判断する行為

第１０条（本サービスの提供の拒否等）

当社は、利用者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合には、利用者に対し何ら通告することなく本サービスの提供の拒否、その他の適切な措置を取ることができるものとします。
（１）過去に本規約に違反した者である場合
（２）暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力団等その他これに準ずる者（以下、「反社会的勢力等」といいます。）であるまたは反社会的勢力等と何らかの交流もしくは関与を有している場合
（３）その他当社が不適切と判断した場合

第１１条（検査の不実施等）

当社は、次の各号のいずれかに該当していると判断した場合には、利用者に対し何ら通告することなく検査の不実施、その他の適切な措置を取ることができるものとします。
（１）検体が検査に適さない状態の場合
（２）検査キットの有効期限が切れている場合
（３）検査及び検査結果の報告に必要な所定の手続きがなされていない場合
（４）その他当社が不適切と判断した場合

第１２条（返品及び代金の返還）

１．利用者が本サービスを購入した後は、返品及びキャンセルできないものとし本サービスに関わる代金は返還しないものとします。ただし、郵送検査キットの瑕疵、その他当社が認める場合にはこの限りではないものとします。
２．郵送検査キットの瑕疵、その他当社が認める場合において、利用者は、利用者が本サービスを購入してから当社が別途定めた期間内に返品するものとします。
３．第５条、第６条、第９条、第１０条および第１１条の規定により本サービスが完遂されなかった場合においても、本サービスに関わる代金は返還しないものとします。

第１３条（検体の廃棄）

１．利用者から受領した検体は、本サービスにおける検査実施後に当社において廃棄します。
２．第５条、第６条、第９条、第１０条および第１１条の規定により本サービスが完遂されなかった場合においても、検体は返還しないものとします。

第１４条（研究等での利用）

本サービスにおける検査データは、個人情報を含まない匿名化または統計的なデータ化をしたうえで、検査技術及び疫学の研究、開発、論文発表などに利用する場合があります。

第１５条（個人情報の取り扱い）

１．当社は、利用者の個人情報を個人情報の保護に関する法律を遵守して取り扱い、安全管理のために必要かつ適切な措置を講じるものとします。
２．当社は、利用者の個人情報を次の各号の目的で利用するものとします。
（１）検査
（２）検査結果報告
（３）検体、並びに検査結果に関するお問い合わせ対応

第１６条（業務の委託と個人情報の第三者提供）

１．当社は、本サービスの提供のために、個人情報の保護水準を十分に満たしている第三者に業務の一部を委託し、その業務の遂行に必要な範囲で個人情報を提供することがあります。
２．前項の個人情報委託先は、株式会社エム・シー・エルとします。
３．当社は、第１項に定めるもののほか、法令に基づく場合を除き利用者の同意を得ない限り個人情報を第三者に提供しないものとします。

第１７条（本規約の変更）

１．当社は、利用者の承諾を得ることなく本規約を変更できるものとします。変更を行った場合には当社のウェブサイトにおいて公開します。
２．本規約の変更により利用者に損害が生じた場合であっても、当社は一切の責任を負わないものとします。

第１８条（本サービスの終了）

当社は、一定の期間を設けて当社のウェブサイトにおいて事前の告知をしたうえで本サービスを終了できるものとします。

第１９条（準拠法）

本規約は、日本法に準拠し、解釈されるものとします。

第２０条（合意管轄裁判所）

本サービスに関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第２１条（協議）

利用者と当社間に、本規約に定めのない事項について紛議が生じた場合には、双方誠意をもって協議し円満に解決を図るものとします。

第２２条（お問い合わせ）

本サービスに関するお問い合わせ等は、次の窓口にご連絡ください。
〔クイックラボラトリー検査サービス　サポートセンター〕
メールアドレス：support@quicklabo.jp